冲方丁「マルドゥック・スクランブル」を読んだ感想やおすすめしたい理由も紹介!

今回は、私の好きなSFシリーズである、冲方丁さんの『マルドゥック・スクランブル』ついてご紹介したいと思います。

SFとしての設定が作りこまれているだけでなく、様々な魅力的な人物が登場する作品です。

冲方さんは、日本の小説家、脚本家であり、ライトノベル作家、コンピュータゲーム制作者、漫画原作者、アニメ脚本家としても活躍しています。

そんな冲方さんの『マルドゥック・スクランブル』を読んだ感想やお勧めしたい理由についても書いていきますので、ぜひ参考にして頂けたらと思います

冲方丁「マルドゥック・スクランブル」を読んだ感想について

早速、『マルドゥック・スクランブル』を読んだ感想からご紹介したいと思います

この作品は、少女娼婦バロットと、その相棒にして万能兵器のネズミ・ウフコックの物語です。

世界観やテーマ設定は非常に重いですが、孤独なバロットの再生と成長の物語としてまっとうな魅力を備えています。

ウフコックを駆使したバトルシーンの描写は圧巻の一言。

私は小説のアクションシーンを読むのが苦手で、結果がどうなったかさえわかればいいと飛ばし読みすることもよくあるのですが、この作品に関していえば、キャラクターひとつひとつの動きがまるで目に浮かぶようで、手に汗を握りながら読みました。

そのままアクションSF小説かと思って読み進めていると、文庫の2巻から3巻にかけては、ひたすらカジノのシーンが続くギャンブル小説に変貌。

ポーカー、ルーレット、ブラックジャック、すべて息をのむような心理戦が繰り広げられますが、ただのギャンブル小説ではなく、そこにたしかにSFとしての面白さまで乗っかってくるのが本当に凄いです。

特にブラックジャックの盛り上がりはすさまじく、そのあとに控えるラスボスとの戦闘がまるで消化試合のように感じられてしまうのも仕方がないほどです。

作者も死力を尽くして書き上げたであろうことがよくわかる作品で、これほどまでどっぷりのめり込める小説はそうそうないと思っています。

冲方丁のプロフィールや経歴について

冲方丁さんのプロフィールについてご紹介したいと思います

【プロフィール】

  • 名前:冲方丁(うぶかた とう)
  • 本名:藤野峰男
  • 年齢:46歳(2024年2月7日現在)
  • 生年月日:1977年2月14日
  • 出身:岐阜県 
  • 身長:不明
  • 血液型:不明

【経歴や人物に関する情報やエピソードなど】

子供時代は、シンガポールやネパールで過ごされています。

早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞の金賞を受賞し、作家デビュー。

ライトノベルを中心に執筆をしていて、2003年に『マルドゥック・スクランブル』をハヤカワ文庫から出版すると、SF界で大きな注目を浴びます。

同作は第24回SF大賞を受賞。

2010年には歴史小説『天地明察』で本屋大賞なども受賞し、直木賞の候補にも挙げられます。

さらに、2012年には同じく歴史小説の『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞、2017年にはミステリ『十二人の死にたい子どもたち』で再び直木賞候補となるなど、現在も様々なジャンルで執筆活動を続けています。

冲方丁の主な代表作品について

冲方丁さんの主な代表作品についてもご紹介しておきましょう

  • ばいばい、アース丁
  • 天地明察
  • 光圀伝
  • 十二人の死にたい子どもたち

「ばいばい、アース丁」も『マルドゥック・スクランブル』と同様に大学に在学中に執筆されたライトノベル作品。マンガ化もされている人気シリーズの第1巻目となっています。

また「天地明察」は、映画化もされた冲方さんの代表作で、第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞など、数々の賞を獲得している人気の1冊ですよ。

その他の2作もぜひ読んでみてもらいたいですね。

冲方丁「マルドゥック・スクランブル」はこんな人におすすめ!

最後に、冲方丁さんの『マルドゥック・スクランブル』をお勧めしたい理由についてご紹介します

まずは、SF小説が苦手だと思っている人に勧めたいです。

『マルドゥック・スクランブル』の世界観は明らかにSFですが、SFに馴染みがなくても感覚的に理解できる設定だと思いますし、特別な知識はまったく必要ありません。

ひとたび読み始めれば、魅力的なキャラクター、白熱のバトルシーンに魅了され、そして最後にはすさまじいとしか言いようのないギャンブルシーンに打ちのめされると思います。

作者の熱量がそのまま読者に伝わってくると思うので、SFには本当に熱くておもしろい小説があるんだと知ることができますし、SFを知らない人にぜひこの作品を読んで知ってもらえたら嬉しいですね。

実際アニメ化や漫画化もされており、SFが苦手な人にもアニメや漫画のような感覚で楽しんでもらえる間口の広さがあると思います。

小説もシリーズ化されているので、ひとつのコンテンツにどっぷりと浸かりたい人にもおすすめですよ。

まとめ

今回は、冲方丁さんの『マルドゥック・スクランブル』を読んだ感想やお勧めしたい理由についてご紹介しました

冲方さんは、SF作家として人気がとても高く、歴史小説家としても数多くの賞を受賞しています。

その作品は映画化されたり、アニメ化や漫画化されるなど、小説を読むのが苦手な方でも十分楽しめるようになっています。

ぜひ、興味を持っていただけたら一度その作品に触れてみてほしいですね!

その独特な世界観に引き込まれてしまうと思いますよ。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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