レイ・ブラッドベリ「華氏451度」を読んだ感想やおすすめしたい理由を紹介!

今回は、レイ・ブラッドベリ『華氏451度』についてご紹介したいと思います。

レイ・ブラッドベリは、アメリカの作家で、SF小説を多く手がけていて、その作品の多くは人間の心理描写に重点を置かれたものになっています。

そして彼の作品は、子供から大人まで幅広い年齢層に人気があるんです。

そんな彼の作品『華氏451度』を読んだ感想やおすすめしたい理由についてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください

レイ・ブラッドベリ「華氏451度」を読んだ感想について

まずは、レイ・ブラッドベリの『華氏451度』を読んだ感想をご紹介したいと思います

本作品は、本を読む人は危険人物とみなされ、本が燃やされる世界が舞台となっています。

主人公モンターグは自ら本を燃やす「ファイアマン」として、壁のテレビとおしゃべりばかりしている妻と暮らしています。

とある本をめくってみたことにより、その面白さに気づいてしまいます。

主人公は一方では任務の最中にこっそり入手してきた本を隠して時々読みながら、一方では仕事で本を燃やすという、二重生活を送ることとなります。

ある日主人公は、同じく本が好きな老人と出会いました。

そして、彼の教養の深さに感心するとともに、本を燃やすことに対する疑問がますます深まり、ファイアマンの仕事をやめる決意をします。

世の中に疑問を抱かず、頭を使わないで与えられたものを消費すると、自ら解釈して考えて動くことができず、世界に巻き込まれるままになってしまう。

一見役に立たない教養でも、最後のひとりが忘れてしまったら、世界からその存在がなくなってしまう。

モノや情報があふれ、お金にならない教養が軽視される現代社会で生きる私たちに、ますます深く刺さる名著となっています。

情報過多の現代社会で誰がファイアマンになれるのでしょう。

お金を生まない過去の教養に誰が資産を提供してくれるのでしょう。

この本を読んだ上で、「世界に対して私たちはどうあるべきなのか」というように、たくさんの課題感を読後に残す作品でもあります。

様々な立場や背景の人に一読をお勧めしたい作品です。

レイ・ブラッドベリのプロフィールや経歴について

ここでは、アーサー・C・クラークのプロフィールについてご紹介します

【プロフィール】

  • 名前:レイ・ブラッドベリ
  • 本名:レイ・ダグラス・ブラッドベリ(Ray Douglas Bradbury)
  • 年齢:91歳没(2012年6月5日没)
  • 生年月日:1920年8月22日
  • 出身:アメリカ合衆国、イリノイ州ウォキーガン
  • 身長:約165cm(5フィート5インチ)と言われています
  • 血液型:公表されておらず不明

【経歴や人物に関するエピソードなど】

レイ・ブラッドベリは、1920年にアメリカのイリノイ州に生まれました。

当時のアメリカは経済的な公共の中で、ジャズや映画やファッションなど様々な文化が花咲いていた時代。

文学では『グレート・ギャッツビー』や『チャタレイ夫人の恋人』など、華やかでスキャンダラスな作品が多く発表されました。

後にブラッドベリが大きな影響を受けるH・G・ウェルズ(『タイムマシン』で有名)もこの少し前の1890年代に多くの作品を発表しています。

ブラッドベリは18歳で同人誌に寄稿し始め、24歳で専門的な作家となり、その後「毎日書く」という習慣を続けて数々の名作を生みだしました。

彼の作品『華氏451度』は彼が33歳の時に書かれました。

作品の中で教養を重んじる思想を表す一方で、政治的には左翼というよりは右翼的な政党を支持する国民でもあったそうです。

レイ・ブラッドベリの主な代表作品について

レイ・ブラッドベリの主な代表作品についてもご紹介したいと思います

  • 太陽の黄金の林檎
  • 火星年代記
  • 刺青の男

レイ・ブラッドベリの作品は、火星や近未来などを舞台にしたSF小説やブラックユーモアに満ちた短編小説など、ありとあらゆるジャンルを手掛けていた印象が強いです。

「太陽の黄金の林檎」や「火星年代記」も宇宙や火星を題材にした作品となっていますし、「刺青の男」の舞台も、火星や宇宙空間であったり、地球であったりとバラバラで、レイ・ブラッドベリらしい作品と言えますね。

レイ・ブラッドベリ「華氏451度」はこんな人におすすめ!

最後に、レイ・ブラッドベリの「華氏451度」をおすすめしたい人についてをまとめてみました

現代社会の情報のスピードの速さに疲れている人、むしろ現代社会で様々なコンテンツを「秒で」次々と消費する生活をしている人。

資本主義的な価値観の中で「役に立たない」教養を学ぶ意味を探している人、資本主義的な価値観の真っただ中で生きる人。

世の中に流されるまま生きている人、世の中の流れからは外れて生きている人。

本を愛する人、逆に本の良さがわからない人。

自分は何の役に立つのだろうと思っている人、自分は役に立つと思っている人。

老若男女、国籍や年齢や性別問わず、現代を生きるすべての人におすすめしたい作品です。

「世界の中で自分は何を大切にしていきたいのか」を考えるきっかけがこの作品には詰まっています。

読んだみんなに考えてほしいと思います。

まとめ

今回は、レイ・ブラッドベリの『華氏451度』についての読んだ感想やおすすめしたい人についてご紹介しました

過去に、NHK「100分de名著」で、ブラッドベリの『華氏451』が紹介されていましたが、まさにこの時代に読むべき作品ではないかと思います。

ぜひ、この機会にこの作品を読んでみてほしいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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